- はじめに
- 1. 自分自身をアピールする
- 2. 業界や会社に興味を持った理由を書く
- 3. 自分の長所を活かせると思った理由を書く
- 4. この業界の将来性に期待を持っている理由を書く
- 5. 自分が学びたいことを書く
- 6. 自分が興味を持っている分野について書く
- 7. この会社の良い評判を聞いたから応募した理由を書く
- 8. 自分が目指すキャリアと会社の方向性が合致していると思った理由を書く
- 9. この会社の社風に共感した理由を書く
- 10. 自分自身が成長できると思った理由を書く
- 未経験者でも採用されるためのコツ
- 面接で聞かれる可能性がある質問とその回答例
- 自己PRの書き方について
- 職場で必要なスキルとは?
- 仕事内容や業務に関する質問を準備しよう
- 新卒採用におけるエントリーシートの書き方
- まとめ
はじめに
仕事を探す際に必要なのが、志望動機の記入です。しかし、未経験者にとっては何を書いたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで、本記事では「未経験の志望動機」の例文を簡単に紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1. 自分自身をアピールする
「自分自身をアピールする」のは、未経験者でも書きやすい志望動機です。この志望動機では、応募者自身の性格や興味をアピールすることがポイントです。例えば、「自分は楽しいことが好きで、新しいチャレンジをすることが好きです。この会社で新しいことに挑戦して、自分自身を成長させたいと思っています」と書くと良いでしょう。
2. 業界や会社に興味を持った理由を書く
「業界や会社に興味を持った理由を書く」のもオススメです。この志望動機では、応募者がこの業界、またはこの会社に興味を持っている理由を具体的に書くことがポイントです。例えば、「この会社の取り組みが素晴らしく、自分もその一員になりたいと思いました。また、この業界に興味を持っており、自分のスキルアップにもつながると考えました」と書くと良いでしょう。
3. 自分の長所を活かせると思った理由を書く
「自分の長所を活かせると思った理由を書く」も、未経験者には書きやすい志望動機です。この志望動機では、応募者が自分の長所を具体的に書き、その長所を活かせると思った理由を説明することがポイントです。例えば、「自分は誰とでもコミュニケーションが取れることが強みであり、この会社でその能力を生かしながら、貢献できると思いました」と書くと良いでしょう。
4. この業界の将来性に期待を持っている理由を書く
「この業界の将来性に期待を持っている理由を書く」も志望動機として有効です。この志望動機では、応募者がこの業界の将来性についての視点を書き、自分がその将来性に貢献したいと思っていることを説明することがポイントです。例えば、「今後、この業界が益々発展していくと思い、自分自身もその成長に貢献したいと思いました」と書くと良いでしょう。
5. 自分が学びたいことを書く
「自分が学びたいことを書く」も志望動機としてオススメです。この志望動機では、応募者が自分が学びたいことを具体的に書き、その学びを通じて自分が成長したいと思っていることを説明することがポイントです。例えば、「この業界での仕事にはまだまだ未経験ですが、自分自身がこの業界で必要なスキルや知識を身に付けたいと思っています」と書くと良いでしょう。
6. 自分が興味を持っている分野について書く
「自分が興味を持っている分野について書く」も有効です。この志望動機では、応募者が自分が興味を持っている分野について具体的に書き、その分野で活躍することを目指していることを説明することがポイントです。例えば、「自分はIT分野に興味があり、この会社の取り組みに共感しました。自分自身もIT分野で活躍したいと思っています」と書くと良いでしょう。
7. この会社の良い評判を聞いたから応募した理由を書く
「この会社の良い評判を聞いたから応募した理由を書く」も志望動機として使えます。この志望動機では、応募者がこの会社の良い評判を聞いたことを書き、その評判に惹かれて応募したことを説明することがポイントです。例えば、「この会社の人々が優秀であり、その評判を聞いたからこそ、自分もこの会社で働きたいと思いました」と書くと良いでしょう。
8. 自分が目指すキャリアと会社の方向性が合致していると思った理由を書く
「自分が目指すキャリアと会社の方向性が合致していると思った理由を書く」も有効な志望動機です。この志望動機では、応募者が自分が目指すキャリアとこの会社の方向性が合致していることを書き、自分がその方向性に貢献したいと思っていることを説明することがポイントです。例えば、「自分はこの業界で長期的に活躍したいと思っており、この会社の方向性も自分が目指すキャリアに合致していると考えました」と書くと良いでしょう。
9. この会社の社風に共感した理由を書く
「この会社の社風に共感した理由を書く」も良い志望動機として使えます。この志望動機では、応募者がこの会社の社風に共感した理由を具体的に書き、自分もそのような環境で働きたいと思っていることを説明することがポイントです。例えば、「この会社の社風は、チームワークを重視し、社員がお互いに尊重し合っていると感じました。自分もそのような環境で働きたいと思いました」と書くと良いでしょう。
10. 自分自身が成長できると思った理由を書く
「自分自身が成長できると思った理由を書く」もオススメです。この志望動機では、応募者が自分自身が成長できると思った理由を具体的に書き、自分自身が成長しながら貢献できると思っていることを説明することがポイントです。例えば、「この会社で働くことで、自分自身が成長することができると考えました。また、自分の能力を活かしながら貢献できると思いました」と書くと良いでしょう。
未経験者でも採用されるためのコツ
未経験者であっても、志望動機をしっかりと伝えることで採用されることがあります。以下に、未経験者でも採用されるためのコツをいくつかご紹介します。
- 熱意を伝える:志望する業界や職種に対して熱意を持っていることをアピールしましょう。自分がどうしてこの仕事に興味を持ったのか、なぜこの会社で働きたいのか、具体的に書くことが大切です。
- 自己PRをしっかり行う:自分の強みや特技、資格などを明確に記載しましょう。また、これまでの学生時代やアルバイト経験などから得られたスキル・知識もアピールすることが重要です。
- 企業研究を行う:応募する会社の理念や取り組みは事前に調べておきましょう。その上で、「自分がこの会社で何がしたいのか」「そのためにどんな力を発揮できるのか」などという点も考えておくと良いです。
- コミュニケーション能力をアピールする:仕事では人と話す機会が多くあります。そのためコミュニケーション能力があることは大切です。履歴書や面接などで、自分が人とうまく話せることや相手に合わせてコミュニケーションが取れることなどもアピールしてみましょう。
以上のように、未経験者でも採用されるためには「志望動機」以外にも様々なポイントがあります。しっかり準備して臨んでみてください。
面接で聞かれる可能性がある質問とその回答例
面接では、志望動機以外にも様々な質問が出されることがあります。ここでは、面接で聞かれる可能性がある質問とその回答例を紹介します。
「自己紹介をお願いします」
この質問は、面接の冒頭でよく出されます。自己紹介は、簡潔に自分の名前や学歴・職歴を伝えるだけではなく、自分自身の強みや特技もアピールするチャンスです。例えば、「私は大学で○○学科を専攻しており、卒業後は××会社でアルバイトを経験しました。人と話すことが好きでコミュニケーション能力に自信があります」といった具体的な内容を盛り込んだ自己紹介を心掛けましょう。
「強み・長所は何ですか」
この質問は、応募者の強みや特技を知りたい企業側から出される場合が多いです。回答する際には、自分の持っているスキルや経験だけでなく、それらをどう活かして貢献したいのかも合わせて伝えましょう。例えば、「私の長所はコミュニケーション能力です。前職ではお客様対応やチーム内での円滑なコミュニケーションに貢献しました。今後もこの能力を活かしつつ、新たなスキルも身に付けて成長していきたいと思っています」というように回答すると良いでしょう。
「弱み・短所は何ですか」
この質問は、応募者の課題意識や改善点を知りたい企業側から出される場合が多いです。回答する際には、「弱み」や「短所」と言っても否定的なイメージを与えず、「改善点」というポジティブな表現に置き換えて考えましょう。また、「改善点」でも必ずしも全て言及する必要はありません。「今後改善したい点」や「取り組んできた課題」という形式でもOKです。例えば、「私の課題意識として『時間管理』が挙げられます。過去にタスク管理アプリ等も利用して努めましたが、未だ完全に克服したわけではありません。今後も時間管理能力向上に努めて参ります」というような回答が考えられます。
以上のように、面接では志望動機以外にも様々な質問が出されます。「自己紹介」「強み・長所」「弱み・短所」以外でも代表的な質問として「志望動機」「仕事への意欲」「過去の実績」等々挙げられます。「正確性」「柔軟性」「責任感」等々企業ごとに重視するポイントも異なります。
自己PRの書き方について
履歴書や職務経歴書で求められる「自己PR」は、自分自身をアピールするための重要な箇所です。自己PRをどう書くかによって、採用担当者の印象が大きく変わることもあります。以下に、自己PRの書き方についてご紹介します。
1. 経験やスキルを具体的に記述する
自己PRでは、これまでの経験やスキルを具体的に記述しましょう。ただ「人間関係が良好である」とだけ書くよりも、「チーム内で円滑なコミュニケーションを図り、プロジェクトを成功させた実績があります」というように、具体的な事例を挙げると良いです。
2. 目標や志向性を伝える
自己PRでは、「今後何を目指しているか」「どんな仕事がしたいのか」など、目標や志向性も伝えましょう。これらは、採用担当者が求めている人物像と合致しているかどうかを判断する上でも重要です。
3. アピールポイントを強調する
自己PRでは、「他の応募者と何が違うのか」、「この人材しかいない理由は何か」を強調することも大切です。例えば、「私は英語力に定評があります」とだけ書くよりも、「TOEIC900点以上取得済みでビジネスレベルの英会話能力があるため、海外顧客から高い評価を受けました」というように、アピールポイントを具体的に示すことが重要です。
以上のように、自己PRでは経験・スキル・目標・志向性・アピールポイント等々多岐にわたる内容が必要です。また見出し以外でも、「業務委託先様から信頼されております」「上司からは優秀社員と評価されました」等々社内外からの信頼度や評価等々挙げられます。「履歴書作成時」「面接前日」等々十分準備して臨みましょう。
職場で必要なスキルとは?
職場で必要なスキルには、業種や職種によって異なるものがありますが、一般的に求められるスキルをいくつかご紹介します。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、職場で最も重要視されるスキルの1つです。上司や同僚と円滑にコミュニケーションを取り、仕事を進めるためには、適切な言葉遣いや表現力が求められます。また、相手の立場や気持ちを考えて話し合いを進めたり、フィードバックを受け止めたりすることも大切です。
チームワーク
多くの企業ではチームで仕事を進めていくことが求められます。そのため、チームワークが求められる場面が多くあります。自分だけでは解決できない問題でも、チームメイトと協力して解決策を見出すことができるようになることが望ましいです。
問題解決能力
職場では様々な問題が発生することがあります。そのため、問題解決能力も重要視されます。具体的には、「どうしたらこの問題を解決することができるか」、「他の方法でも解決できるか」、「どんなリスク・デメリットがあるか」等々考え抜くことが求められます。
柔軟性
時代の変化や状況の変化に対応しなければならず、柔軟性も重要視されます。具体的には、「自分の意見だけではなく他者の意見や新しいアイデアを取り入れて考える」「自分自身も成長して変化していく」という姿勢です。
以上のように、職場で必要なスキルは多岐にわたります。「コミュニケーション能力」「チームワーク」「問題解決能力」「柔軟性」以外でも「プレッシャー耐性」「マルチタスク能力」「ビジネスマナー」等々挙げられます。「自己PR」作成時等々各自しっかり準備して臨みましょう。
仕事内容や業務に関する質問を準備しよう
面接では、応募者が企業に対して真剣に取り組んでいることを示すために、自分からも積極的に質問することが求められます。特に、仕事内容や業務についての質問は、採用担当者からの印象を大きく左右することがあります。以下では、仕事内容や業務に関する質問例をご紹介します。
「このポジションの主な業務内容は何ですか」
この質問は、応募する職種の仕事内容や役割を確認するために出されることが多いです。回答を通じて、求人票や企業ホームページなどで得られる情報と比較し、実際の業務内容や職場環境をイメージしましょう。
「この職場で働く上で必要なスキルは何ですか」
この質問は、職場で求められるスキルや能力を知るために出されます。回答を通じて、「自分はどんなスキル・能力が必要か」「今後身に付けるべき能力は何か」など考えることができます。
「新入社員の教育・研修制度はありますか」
この質問は、新入社員教育の有無や研修制度の充実度合いを知るために出されます。回答を通じて、「入社後も成長できる環境があるか」「自分自身も成長していけるか」など考えることができます。
「この職場で働く上で重視されている価値観・文化は何ですか」
この質問は、企業文化や風土を知り、「自分自身もこの企業文化・風土に適合して働けそうか」を判断するために出されます。回答を通じて、「自分自身も共感できそうだ」と感じられたり、「今まで気づかなかった価値観・文化」を知ったりすることが可能です。
以上のように、面接では積極的な姿勢が求められます。「このポジションの主な業務内容」「必要なスキル」「新入社員教育・研修制度」「企業文化・風土」等々様々な観点から質問してみましょう。また面接前日等々しっかり準備して臨みましょう。
新卒採用におけるエントリーシートの書き方
新卒採用に応募する際は、履歴書や職務経歴書とともに「エントリーシート」と呼ばれる自己PRを提出することが一般的です。以下に、新卒採用におけるエントリーシートの書き方についてご紹介します。
1. 志望動機を明確にする
エントリーシートでは、「なぜこの企業を志望したのか」「どんな仕事がしたいのか」など、志望動機を明確かつ具体的に記述しましょう。ただし、「この企業は有名だから」「将来的なキャリアアップが期待できそうだから」といった表面的な理由ではなく、自分自身と企業との共通点や価値観を示すことが大切です。
2. 経験やスキルをアピールする
エントリーシートでは、これまでの経験やスキルを具体的にアピールしましょう。ただし、「私はコミュニケーション能力がある」といった抽象的な表現よりも、「大学時代はサークル運営で積極的にコミュニケーションを取り、イベント開催数を増加させた経験があります」というように、具体例を挙げた方が良いです。
3. 目標や志向性を伝える
エントリーシートでは、「今後何を目指しているか」「どんな仕事がしたいのか」など、目標や志向性も伝えましょう。これらは、企業側から見て求めている人物像と合致しているかどうかを判断される上でも重要です。
4. レイアウトや文章の整形に気を配る
エントリーシートは、履歴書や職務経歴書よりも自己PR色が強く出る文書です。そのため、レイアウトや文章の整形にも気を配りましょう。例えば、箇条書きで簡潔明瞭に記述することで読み手の負担を減らしたり、字数制限内で最大限情報量を詰め込んだりすることが可能です。
以上のように、新卒採用に応募する際は履歴書・職務経歴書だけでなく「エントリーシート」も準備しましょう。「志望動機」「経験・スキル」「目標・志向性」等々多岐にわたる内容が必要です。またレイアウト・文章整形等々見栄えも重要視されます。「自己PR」作成時等々しっかり準備して臨みましょう。
まとめ
以上、未経験者でも書きやすい志望動機の例文を紹介しました。志望動機は、応募者の内面を知る上でとても重要な要素です。自分らしい志望動機を書くために、ぜひ参考にしてみてください。